BIGPAD レンタル! CEATEC JAPAN 2014 IN 幕張メッセ
2014.10.08
BIGPAD レンタルのニーズは?
2014年10月7日今年もCEATEC JAPANを見るために幕張メッセに行ってきました。
台風一過のすばらしく気持ちの良い秋の日となりました。
今年は日本の技術がどこまで進化しているのか、今後は何に力を入れていくのか、日本企業が世界でもっともっと活躍することを期待する、年に1度のアジア最大の企業祭典を楽しみにしています。
くしくも同日、ノーベル物理学賞に3人の日本人が選ばれました。
青色LEDを発明した3人の功績は大きく、毎年ノーベル賞候補に名前を連ねているのに、やっと受賞したかとの声も多いようです。
そしてやはり同じ日に三菱電機の気象衛星ひまわり8号が、種子島宇宙センターから、国産主力ロケットH2A25号機により打上げが成功されました。 ちょうどミヤネヤでライブ中継を流しているのを見ることができました。
自然災害が年々多くなっているような気がしているので、天気予報が劇的に変わるという触れ込みに大いに期待したいものです。
初日のせいか、思ったより人が多くなく、落ち着いて見ることができました。
日本が世界と戦っているクルマの分野の技術革新は目覚しいです。
安全運転技術(富士通など)、自動運転に水素エネルギー(トヨダ、ホンダなど)など、最近良く聞くテーマが多く、ありきたりな感じはしました。
実用的な安全技術では、マツダ自動車が発表していた、いつでもハイビーム運転ができるヘッドランプが良かったです。 対向車が来たり、前走する車両があれば、自動的にその部分のLEDライトがオフになるという技術です。 田舎の山道を走る時やカーブが多い道路を夜間走行する際の安全が向上します。
TOYOTAが本気で空を飛ぶクルマの開発を考えていて、研究しているというニュースをどこかで目にしたので、今回はその一部分でも紹介があるかと期待していましたが、残念ながら見当たりません。(フィフスエレメントの世界)
日産自動車のブースが見当たらない! 出店を見送ったのか?
2年連続でBIGPADをご利用いただきましたローム様、今年はBIGPADでは物足りず、9面マルチの大画面でプレゼンをされていました。 やはり迫力とインパクトが違いますね。 BIGPADはタッチパネル方式のプレゼンテーションで15名程度が限度でしょうか、これなら100人でも問題ないですね。
恐竜TEサウルスの大迫力とやたらとコンパニオンの数が多く、そのコンパニオンがミニライブを行い、オリジナルキティちゃんをアンケートバックで配っているのはタイコエレクトロニクスさんです。 集客力は抜群です! コネクタ製品の会社だそうです。 個人的には初めて聞く会社ですが、あまりにもインパクトがあったので紹介します。
京セラブースでは完全防水のスマートフォン、太陽光と蓄電池、クルマの運転席にスマートスイッチ(液晶のボタン)?やバックミラーにバックモニターが表示されたり、速度超過の時にハンドルが振動して危険を伝える装置を展示しています。(体験しました。よく見ると、私が座っているのが映っています。)
曲がる液晶スマートフォンやウォッチタイプの端末も展示されています。
日本らしい、これぞ日本という出店がスケルトニクスさんの巨大ロボットです。 (右の写真はスケルトニクスさんのHPより拝借しました。 ごめんなさい。かっこよかったので許してください。)
動力などを一切使用しない、外骨格型のロボットスーツだそうです。 イベントなどにレンタルもしているようです。 ロボットレンタルですか、実に面白いです! すごくかっこいいのですが、どう言う機能があるかはわかりません。
クラウドコンピューティングプラザでセミナーをされていたこの方の話が、明快な語り口調とズバズバと日本メーカーやIT企業をダメだししていて、特別な集客をしているわけでもないのですが、気がついたら60~70人は足を止めて話に聞き入っていました。
見た目からユニークな体系の方で、私もなぜ足を止めたかわからないのですが、どんどん話に引き込まれていきます。
話し上手ですね、知識の豊富さや資料の出来もさることながら、持論を展開する内容やテンポがいいのでしょうね。
スマートフォン市場はすでに飽和状態で、2,500円のスマートフォンも市場に出ていて、機能も全く遜色がないそうです。 アップルは完全なブランド戦略を取っていて、アップルを持つことがステータスになると言っていました。 日本での人気の高さはそれゆえでしょうかね? アンドロイドは大衆向け?と言い、タブレット端末もすでに終わっている市場だそうです。
ウォッチ型端末はスタートすらしないと言っていました。 予想以上のものでもないし、腕時計メーカーと競争でもするのかと。 シチズンあたりがこの手の端末を出すかもしれないが、絶対に上手くいかないと言っていました。
可能性があるのが、ウェアラブル端末ではあるが、ウェアラブルであるがために、そのファッション性の高さまで追求しなければ、誰が街中でそれを身につけるのか? 日本のメーカーのウェアラブル端末のファッション性の低さを映し出して、けちょんけちょんです。 この会場内に出店している企業ばかりですよ! 大丈夫ですか? だから面白いのですけど。 (←の写真はかっこよくて、→の写真の国内企業の端末は確かにごつくてかっこ悪い! 東芝の端末は普通のめがね型でスタイリッシュでしたよ。)
けなしてばかりではなく、Googleのことは褒めちぎっていました。 意外性やいつもわくわく感を提供してくれる発送の高さから、ITやクラウド産業では日本の出る幕は全くないと断言していました。
最後に自社の省電力技術をほんの少しだけ紹介して終わりました。(拍手喝采です!)
SONY、EPSON、東芝ではうわさのウェアラブル端末押しです。
EPSONのウェアラブル端末は外で使用するよりは、家の中の自室で、新幹線や飛行機などの移動時に使用するイメージですね。
東芝ブースでは裏側に人型のロボット受付嬢がいます。 手話などもできるそうです。 東芝のウェアラブル端末(東芝グラス)の画像を見てみたかったのですが、体験するための行列が40分待ちだったので断念しました。 めがねの右側にケーブルを差し込むインターフェースがついていて、超小型のプロジェクタからレンズに小さく映像を映し出すとコンパニオンさんが教えてくれました。 今更ですが、どんな映像か待ってでも体験すれば良かったと後悔しています。
最後にまだまだ続く?テレビの解像度、高画質競争です。
シャープはさすが!8Kテレビの画像の美しさは4Kと比較してそれとわかるほど違う! それでもシャープもパナソニックもまだまだ4Kテレビを多数出品しています。 昨年のシーテック2013では4Kが主流で、順番待ちをしてその映像を見ましたが、もう4Kテレビを出店している企業はほとんどなかったです。
今年も短い限られた時間内でしたが、シーテックを堪能しました。
結局今年はシーテックでのBIGPADのレンタル出荷はありませんでした。 今月末の東京ビッグサイトでは既に予約が入っていますので、また月末にBIGPAD レンタルレポを送ります。
来年も楽しみにしています。