迷ったときは、前に出ろ!
2021.05.31
失敗は早くした方が良い!
基本的に新しいことにチャレンジするのが好きな性分である。
なぜ?
「経験したことは、ある程度先の展開が読めて面白くないから?」かなり上から目線な気がするが、、、偽りではない。「そもそも飽き性だから」これも嘘ではない。これらは間違ってはいないが大正解でもない。正解に一番近い表現としては、「初めて経験することは、新しい発見があり、とても楽しい!」好奇心旺盛な子供のようだが、そう言うことなんだろうと思う。結末が分かっているドラマや映画を見ても、ワクワクドキドキしない。逆に先がどうなるのかわからないスポーツをライブで見るのは実に楽しい!もし、自分がプレーヤーでハラハラドキドキしながら勝利に貢献出来たら、こんなに嬉しいことはないだろう。子供の頃、こんな経験を沢山してきたからか、その喜びを大人になっても味わいたいのかもしれない。もしそうだとしたら、それに付きあわされているまわりの人達はたまったもんじゃない。たまに申し訳なく思う(笑)
仕事も同じだな!
大学を卒業してから、OA機器を販売したり、レンタルしたり。その仕事を約30年してきた。いや、いまも続けている。その中で新しいチャレンジといえば、起業したり、別の会社の代表を務めさせて頂いたり、名古屋から大阪や東京、タイなど違う場所で仕事したり。ゼロックスというメーカーから始まってシャープやその他のメーカーさんとお付き合いしたり。
業界の中で新しいことにチャレンジしてきたが、今回は全く違う業界でのチャレンジを開始。取り扱う商品もハードではなく、ソフト(サービス)だ。形ないものを取り扱っている。共通点があるとすれば、企業様相手の商品だということと日本全国で需要はあるだろうということ。
経験値があることは、先がある程度想像できるので決断も早い。でも経験したことの無い世界は、判断に躊躇することも多い。そんな中、新しいチャレンジで知り合うことになった三軒茶屋のSさん。私の相談に対して、「失敗は早くした方が良いですよね!ビジネスの世界ではスピード大事ですよね!」彼からの一言で頭の中のモヤモヤがスッと晴れました。少し前まで自分自身が良く使っていたフレーズを人に言われるまで気づかないとは、、、仕事もゴルフも人生も、師匠やコーチ的なブレーンが身近にいるかどうかで結果は大きく変わるのだろう。最近、S氏の他にもう一人頼りになる強力なブレーンが増えた。そういう意味ではホントに恵まれていると思う。感謝感謝!
迷った時には前に出ろ!
2002年10月、星野仙一監督語り下ろしとして出版された本のタイトルである。「迷ったときは、前に出ろ!」以前、このブログで野村監督の著書について触れたことがあります。一見タイプの違う二人のように見えますが、人間的魅力という意味では同じように惹かれる部分があります。叶うものなら各々の下で働いてみたかった。そう思わせてくれる人は他にもたくさんいるが、現実的ではないので本を読むことにしている。
その本の一部を紹介します。
私は選手たちにうるさく言ってることがある。それは、”迷った時は、前に出ろ”という言葉だ。阪神タイガースは、主力選手からして若手が多い。彼らが順調に成長してくれれば、おそらく2,3年後にチーム力はピークになると思われる。しかし、ファンは彼らの成長を待っていてはくれない。今すぐ活躍してチームの勝利に貢献してもらわなければならない。もちろん、私だって常に優勝を目指している。
特にタイガースファンは熱いので、若手選手と言えども試合中のミスは許さない。試合中にミスしようものなら、怒声どころかメガホンが飛んでくる。それが選手たちを委縮させるという部分もある。そうすると余計にプレーが消極的になり、さらに悪循環を呼ぶ。
そこで私は、”迷ったときは、前に出ろ”と、耳にタコができるほど言い続ける。「前に出て失敗したら、後悔せん。下がって失敗すれば、後悔するやろ!」こう言ってやることで、選手たちは、とくに若手は伸び伸びとプレーに集中していける。
この”迷った時には、前に出ろ”には、「とにかく、やってみろ」という意味も込められている。あなたの人生において、やって後悔したこととやらずに後悔したことの数を比較してみていただきたい。。誰もが”やらずに後悔したこと”のほうが圧倒的に多いものだ。それなのに、なぜやらないのか。
それは、恥ずかしいとか、常識的ではないなどの理由からだろう。私は、駅の階段などで思い荷物を背負っているお年寄りがいたら、すぐに駆け寄って手を貸す。世間様に顔を覚えられている職業だから、そんなことをやると非常に目立つ。それを「星野は偽善者だ」「星野はスタンドプレーをやっている」などと陰口をたたかれているのは知っている。それでも私は平気で手を貸す。あなたは電車で席を譲れずに、困っている人に声をかけずに、後悔したことが多すぎやしないだろうか。思ったことをやって、もしそれで恥をかくならいいじゃないか。やらなければ何も残らない。
そこが大切なのだ。やって失敗しても、そこには何かが残る。それを拾って帰るのだ。人間が成長するとはそういうことだと思っている。
今回、S氏の一言が読み返すきっかけになりました。ありがとうございます。「失敗は早い方が良い。それを拾ってまた成長できれば、、、」
そして、この本を出版した翌2003年、星野監督率いる阪神タイガースは1985年バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発で優勝した年以来、18年ぶりにセントラルリーグを制することになる。星野監督が言っていた2,3年後ではなく翌年だった。
たくさんのお問い合わせに感謝!
今回はじめてWebを使って日本全国に代理店・取次店を募集させて頂きました。5月21日にその情報をリリースして、本日まで10日間で50社を超える皆様からお問い合わせを頂きました。本当にありがとうございます!
オンラインミーティングが定着しているおかげで、日本全国の皆様とモニター越しではありますが、顔を見ながら打合せができる。ホントに便利になったと思うと同時にビジネスの可能性が格段に広がったことを再認識しています。皆様との出会いに感謝しつつ、ご連絡頂いた想いに応えられる様、努めて参ります。宜しくお願い致します!