仕事を通じて自信や誇りが持てる人生を歩むことが自分の幸せにつながる!
2019.09.17
「仕事を通じて自信や誇りが持てる人生を歩むことが自分の幸せにつながる!」この言葉は、私が25年ほど前から仲良くさせて頂いている友人であり、経営戦略コンサルタント 佐治 邦彦氏 の著書 ”年商1億円社長のためのシンプル経営の極意” ~高収益ビジネスはミッションマーケテイングで実現する~から抜粋したものです。彼との共通点は、高校球児だったこと、同い年、ゴルフ好き、真面目(私が言うのも何なんですが、、、)こんなところでしょうか?性格や物事の考え方は、少し違うところもある(感覚的な話ですが)ように思いますが、一番の違いは、甲子園に出場した彼とそうでない私でしょうか(笑)。そんな話はさておき、、、
「シンプル経営の極意」を読んで、著者と同じ時代を生きてきた私も改めて多くのことが勉強になり、胸の中のつかえが少しとれたような気分にもなりました。ありがとう!友人だから宣伝のために言うわけではありませんが、おすすめの一冊です。私も経営者の端くれとして、数多くの経営に関する本を読んできましたが、私の中では3本の指に入る本だと感じています。読みやすい、分かり易い、考えさせられる。また、説得力があり、著者の思いが伝わってくる。それはご本人の経験則から来る話ばかりだからであろう。成功も失敗も実体験として経験した人の話は、大変興味深く聞けるものである。
以下”年商1億円社長のためのシンプル経営の極意”から抜粋
~仕事は何のためにするのか?自分に問いかけてみてください。私はいつも、”仕事は自分が幸せに生きるためのツールでしかない”と伝えています。その幸せの形として「楽しい仕事」や「金が稼げる仕事」「技術が身に付く仕事」「人を喜ばせる仕事」といった様々なものがあるのだと思います。
しかし現実には、社員とその家族の生活のために必死に頑張っているものの幸せを感じることができないという経営者が多いでしょう。かつて私もそうでした。
経営者も経営者である前に、まず一人の人間です。自分にとっての幸せが何であるかを理解しなければ、お客様や社員を幸せにすることはできません。~
まず自分が幸せでなければ、お客様や社員を幸せにすることはできないということですが、まさにその通りだと思います。また、そうでなければ長続きもしないでしょう。「仕事は何のためにするのか?」という問いかけから、更にこの後の展開が待っているのですが、ご興味のある方はこの本を、、、、本当におすすめです!
更にもう一箇所”年商1億円社長のためのシンプル経営の極意”から抜粋
~どんな人を喜ばせるために事業を行うのか、そして、自分のどんな能力を使ってお客様に貢献できるようにするのかと考えてみてください。自分が本当にしたいことは何なのかを深く考え、自分と向き合うことが重要です。そして、自分が本当にしたいことだからこそ、成功するまでやり抜くことが出来るのです。
人は、すぐに結果の出ることを成功と思い、なかなか結果の出ないことを失敗と思ってしまう傾向があります。しかし、私はたくさんの企業支援をしてきた経験から、すぐ結果の出ることは誰にでも真似ができることだと知りました。だから一時的に成功しても本当の成功にはつながらないのです。
真の成功とは、事業が右肩上がりに繁栄していくことです。そのためには、自分の目的に向かってやり抜くことが最も重要です。自分が本当にやりたいことであれば、初めに様々な困難があったとしても「やり抜く」意思が生まれます~
自分が本当にやりたい事?どんな人を喜ばせるために事業を行うのか?これが起業の原点であれば、立ち向かってくる多くの問題に粘り強く対応することができるのでしょう。そうでなければ、いつしか「何のためにこんな大変なことやっているのだろう?」と自問自答し、辞めていくことになるのかもしれません。初めはただお金儲けがしたくて起業する人も多いと思います。ただ、その道中で自分が本当にやりたいことが見つかるケースもあるでしょう。やはり一番大事なのは永続させることだと思います。多くのデータがある様ですが、ベンチャー企業の5年生存率15%、10年生存率6.3%、20年生存率0.3% とも言われています。これだけ永続していくことが大変であるとデータが示しています。我々は先人から学ぶことの大切さを知っていますが、この本がその一役を担ってくれるのではないか?そうも感じています。
そして、オーエーナイン(弊社)が本当にやりたい事。スタートアップ企業を応援したい!理由は何であれ、新しい令和の時代にチャレンジすることを決めた起業家を心の底から支援したい。その為のサービスを充実させていきたいと考えています。今はまだ起業家の方々に提供できるサービスは「OA機器 レンタル」「コピー機 レンタル」「ホームページ作成」くらいしかありません。(私が起業~現在まで約25年の経験談を話すことくらいは可能ですが、、、)近い将来、法人設立のお手伝いや、コンサルティング、ビジネスマッチング、人材紹介、組織づくり、クラウドファンディングでの資金調達、代表者の息抜きのお手伝い等々、あらゆるサポートが出来るようになりたいと思います。そうなれた時、「仕事を通じて自信や誇りが持てる人生を歩むことが自分の幸せにつながる!」この言葉に少し近づけるのかもしれません。
(起業の実態の国際比較)
米英の研究者らが中心となって進めている「グローバル・アントレープレナーシップ・モニター調査」によると、日本の100人当たりの起業家数は3.8人。これに対し、中国は10.3人、米国は12.6人に達しているらしい。日本の起業者数が少ない理由の一つとして考えられているのが、手続きの煩雑さだそうだ。世界銀行によると、日本での起業のしやすさは、世界160か国・地域中89位。起業の際に必要な手続きは「商号調査」「社印作成」「法務局での法人登録」「税務署への法人設立届け出」など8種類にも上る。確かに煩わしかった記憶は、私にも残っているが、だからといって起業を断念する理由にはならなかった。お金はかかるが専門家の方にお任せするという選択肢もあるわけで、本質的にはこれは関係ないと想像する。実際に起業のしやすさランク127位で日本よりはるかに下にある中国は、日本よりも多い9種類の手続きが必要だそうだ。なのに100人当たりの起業家数は日本の3倍に近い数値となっている。某有名経営コンサルタント会社のセミナーで耳にしたことがあるが、セミナーでの彼らの聞く態度は真剣そのものであり、物凄く熱量を感じるということだった。ちなみに起業のしやすさランク1位のニュージーランドは、社名予約や法人登録、支払いが1回で終わり、必要な手続きは1種類で済むとのこと。過去3度延べ30日程度しかニュージーランドに滞在したことはありませんが、なんとなく想像がつく範囲である。各々国の特徴が出ているのがまた面白い。
日本に比べ、米国・中国で起業家が多い背景には資金環境の違いも大きいと言われている。ベンチャー企業に対する2015年の投資額は、日本が1302億円に対し、中国は2兆5084億円と20倍近くに上る。また、中国国務院が新興企業に対する資金支援を目的とした400億元(約5兆3200億円)規模の基金を設立した。米国のベンチャー企業投資額は7兆1475億と中国の3倍近い数字となっている。手続きの簡素化と資金面のバックアップが必要とされているとのことだが、それだけで現在の日本においてチェレンジする人たちが増えるだろうか?疑問は残る。小さいころから、ビジネスや金融といった分野に興味を持たせる教育改革が必要ではないだろうか?
ちなみに英国では、2010年から開業率の上昇が続いている。この背景には、英国政府による包括的な中小企業向け支援施策の充実がある。例えば、英国ビジネス銀行は、主要施策の一つとして2012年より「スタートアップローン」を提供し、初年度から6500件のローンによって総額39.2百万ポンドが融資された。また、そのほかにも、英国イノベーション投資ファンド等の投資ファンドや企業金融保証制度等の信用保証制度が活用されている。そして、起業促進のための取り組みは教育分野においても行われている。2014年には、5~11歳の子供に5ポンドを支給して、1か月間、事業を経営させる取り組みが行われた。さらに、キャリア教育の拡充に向けた企業による教師へのトレーニングや、成績やキャリア教育の記録を証明する「エンタープライズ・パスポート」を発行する取り組みも行われ、2010年前後から若者の起業への関心は高まり続けている。
終身雇用どころか、一人で2つ以上の職を有することが普通になろうとしている未来に備え、幼少期から小学生時代に何を学ばせることが日本の未来に繋がっていくのか?語学力向上も含め、教育制度改革が必要であろう。場当たり的な制度改革にならない為にも、20年後30年後の日本のあるべき姿から議論する事が大切であることは、その通りだと思います。
スタートアップ企業を応援したい、チャレンジする人を応援したい、その為のサービスをもっともっと充実させていく。「どんな人を喜ばせるために事業を行うのか?」冒頭でご紹介した1冊を読み終えて改めて心に誓った瞬間であった。
「コピー機 レンタル」「OA機器 レンタル」弊社が展開するサービスを一人でも多くの起業家の方たちに認知して頂き、一人でも多くの方に届けたいサービスである。
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